食パンはドライイーストなしでも美味しく簡単に作れます!
ドライイーストなしで作る食パンが注目されています。
美味しそうなレシピもSNSなどで数多く見つけることができ、生地を混ぜて焼くだけという手軽さも魅力です。
今回は、ドライイーストなしで食パンを作るとき代わりに何を使えば良いのか、またドライイーストなしで食パンを作るメリットやデメリットなどについてご紹介します。
■食パンはドライイーストなしでも美味しく作れる?
食パンはドライイーストなしでも作れます。
とはいっても、ドライイーストといえば、食パンをはじめとするパン作りに欠かせない材料です。
では、どうすればドライイーストなしの食パンが作れるのでしょうか。
◯イーストの役割を知ってドライイーストなしの食パンを作ろう
食パンは小麦粉などに酵母、水、塩等から作られ、酵母として主に使用されるのがイーストです。
イーストには生イーストとドライイーストがありますが、ドライイーストの使用期限が短いため、日持ちのするドライイーストに高い需要があります。
ドライイーストの役割は、パン生地の発酵を促すことです。
食パンの生地材料にドライイーストを混ぜると、イースト菌が小麦粉や糖を栄養にして発酵します。
パン生地を寝かすと膨らむのは、発酵時にアルコールと炭酸ガスが発生するからで、食パン作りで発酵は2回行います。
つまり、生地を膨らませることができれば、ドライイーストなしでも食パンは作れるということになります。
○ドライイーストなしで食パンを作るには何が必要?
ドライイーストなしで食パンを作る場合、何を使えば良いのでしょうか。
▲ベーキングパウダー
ドライイーストなしの食パンを作るとき、最もよく用いられるのがベーキングパウダーです。
ベーキングパウダーには、生地を膨張させる働きがあります。
その特性を利用すれば生地を寝かさないで焼くことができ、手軽に食パン作りを楽しむことができます
▲重曹
ベーキングパウダーと同じような働きを持つ重曹もまた、発酵なしの食パンを作るのにおすすめの材料です。
食パン作りにおいて、ベーキングパウダーではふんわり仕上がるのに対し、重曹ではしっとり仕上がります。
ただし、入れすぎると苦味が生じるので分量には注意しましょう。
▲天然酵母
ドライイースト以外の酵母を使用するという選択肢もあります。
例えば、りんごやレーズンといったフルーツやヨーグルトからできる天然酵母を用いるという方法です。
酵母自体を作るのに手間がかかり、また生地の発酵も必要なので時短目的には不向きですが、体に優しい食パンを作ることができます。
■ドライイーストなしで食パンを作るメリットとデメリット
食パンをドライイーストなしで作る場合には、いくつかのメリットやデメリットがあります。
◯ドライイーストなしの食パンは短時間で作れる!
ドライイーストなしで食パンを作る場合、発酵は不要です。
生地を寝かさないということはそれだけ時間が短縮できるということなので、思い立ったときに出来立て食パンを食べることができます。
また、手順が簡単なことも人気の理由のひとつと言えるでしょう。
◯風味は劣るもののドライイーストなしの食パンも美味しい
通常食パンには、発酵によって生まれる芳醇な香りや風味がありますが、その点においてドライイーストなしの食パンが劣るのは否めません。
ドライイーストなしの食パンを作るときには、ミルクを加えるなど、さまざまなアイデアレシピを参考にしてみましょう。
できたてパンの味は言うまでもなく格別なので、ドライイーストなしで作った食パンはぜひアツアツのうちにお召し上がりくださいね。
■まとめ
ドライイーストなしの食パンは、身近な材料で作れること、そして、短時間でできることが最大の魅力です。
ホームベーカリーが無くても型さえあればオーブンでも焼けますので、ぜひ一度チャレンジしてみてください。
簡単にできたてを楽しめる、ドライイーストなしの食パンの美味しさは、一度食べたらきっとあなたも病みつきになりますよ。