食パンってそもそもどういう意味?
普段当たり前のように食べている食パンですが、食パンとはどのような意味なのでしょうか?
あまりにも当たり前に食べていたので、考えたことがないという人が多いと思います。
そこで今回は、食パンの意味とは…を紹介します。
■食パンはどういう意味?
食パンは特別な味付けをせずに型に入れて焼いたパンのことです。主食として食べるパンということから食パンと呼ばれています。
総菜パンや菓子パンなどと区別をする意味で、「食パン」と呼ぶことになったと言われています。
○食パンという名前の由来は?
食パンという名前の由来にはいくつか説があります。最も有力なものは、海外の主食だからという説です。
しかし中にはおもしろい由来もあります。
一つは消しパンと区別するためにつけられたというものです。
昔は書いたものを消すためにパンを使っていたことがあったので、消しゴムとしてのパンと食べるパンを区別するために、食べるパンを“食パン”と呼ぶようになったという説です。
そしてもう一つ、フライパンと区別をするためにつけられたという説もあります。英語でフライは“揚げる”という意味ですね。そしてパンは“鍋”という意味です。
フライパンも食パンもキッチンで使われるものなので、わかりやすくするために食べるパンを“食パン”と呼ぶようになったという説もあります。
■食パンには2種類ある!どんな意味がある?違いは何?
食パンには角型と山型という2種類のものがあります。
どちらも美味しい食パンであることは変わりないのですが、見た目は少し違いますよね。
この違いは焼き方にあります。
パンは焼くときに型に入れて焼きますが、この型が角型の食パンは蓋つきのもの、そして山型の食パンは蓋がないものを使うそうです。
そしてこの焼き方の違いは見た目だけでなく、食感にも表れます。
蓋がついた方で焼く角型食パンは水分の蒸発が少ないため、しっとりとしたパンとして焼きあがります。
そして蓋がついていない山型食パンは気泡が大きくなるため、ふわふわのパンとして焼きあがるのです。
どちらのパンを選ぶかは好みですが、その日の気分で山型を選んだり角型を選んだりして食パンを楽しんでください。
■まとめ
食パンの意味とは…特別な味つけをせず、型に入れて焼いたパンのことです。
名前の由来はおもしろいものも含め、いくつか説がありましたが、主食のパンということから食パンと言われるという説が有力です。
食パンには角型食パンと山型食パンの2種類があり、見た目や食感に違いがあります。
気にすることなく食べている食パンですが、意味や違いを考えながら食べるとまた違ったおいしさを味わうことができるかもしれません。
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