日本のパンは甘すぎ?外国人には不評かも?だけど…
日本に来た外国人が驚くことの1つに、日本のパンの種類の多さがあります。
特に甘いお菓子のようなパンは不思議に感じる人が多く、「日本のパンは甘すぎる!」と驚く人、「甘すぎなので日本のパンは好きじゃない!」という人もいるようです。
海外では甘いパンを食べないのでしょうか?
■日本のパンは甘すぎ?
「日本のパンは甘すぎる」、「やわらかすぎる」という外国人からの声があります。
パンが主食の外国人にとって、パンはご飯と同じように肉や野菜の料理と一緒に食べるものです。
そのため、甘みの強い日本のパンは、食事には合わないという人もいるようです。
主食がパンの国の人は、小麦本来の風味が味わえるパンを食べ慣れているため、日本のお菓子のようなパンは甘すぎ!と思うのかもしれませんね。
■日本のパンは甘すぎ!でも個性的で好き!という外国人もいる
伝統的なパンとの違いに戸惑っている人もいれば、甘くてやわらかい食感の日本のパンが好きだという外国人もいます。
海外にはない「あんパン」や「メロンパン」、「カレーパン」は、外国人の間でも人気です。
ただ、炭水化物×炭水化物の焼きそばパンは理解できないという意見もあります。
■なぜ日本のパンは甘すぎる?
日本人にとってパンは、主食というよりも軽食かお菓子に近い感覚があるのかもしれません。
また、日本では、パンとおかずを食べるというよりも、単独で食べておいしいパンが求められているともいえるでしょう。
具の入った惣菜パンや甘い菓子パンの種類が多いのは、
・手早く食事を済ませたい!
・手軽に甘いものを食べたい!
というニーズに応えた結果であるとも考えられます。
そして、このようなニーズに応えることができ、おいしいパンを作ることができる日本の製パンメーカーは、とても素敵です。
■パンが主食の海外はデザートが甘すぎる?
デザートを食べる習慣のある国では、主食のパンに甘さは必要ありません。
その代わりデザートがむちゃくちゃ甘い!日本人には無理なくらい甘い!というくらい甘いデザートが出てくる場合もあります。
やはりどこかで、甘すぎるものを求めるのが私たち「ヒト」なのかもしれません。
■甘くないパンもおいしい!
素材本来のおいしさが感じられて、一緒に食べるおかずを引き立ててくれる甘くないパンも、私たち日本人は大好き!
甘いパンはお菓子、甘くないパンは食事というように、日本人の私たちは区別して、その時々に応じたパンをチョイスすることが得意です。
フランスのバゲット、ドイツのライ麦パン、アメリカのベーグル、甘くないけどおいしいパンは、世界中にいろいろあります。
■まとめ
パンが主食の外国では甘くないパンが普通なので、日本の甘みがあるパンを「甘すぎる!」という人もいるようです。
しかし、日本のパンは個性的で楽しい!
ぜひ、たくさんの海外の方に、日本のパンを召し上がっていただきたいですね。
私たち日本人は、食事用として、甘いおやつとして…「パン=食事!」というイメージにとらわれることなく自由な発想のパンを楽しむことが得意です。
とても素敵な食文化ですよね。
これからも、いろいろなパンが登場していくでしょう。とても楽しみです。
大阪の食パン専門店「忠み」のパンもおいしくて、幸せ気分を味わえますよ。
ぜひ、召し上がってみてくださいね。