食パンの絵本は食育におススメ!理由とパンの絵本を紹介します
食パンなどの食べ物が描かれている絵本は、食育に良いと言われていますよね。
でもどうして食育にいいのでしょうか。
今回はその理由と、おすすめのパンの絵本をご紹介します。
■食パンなどの絵本が食育にいい理由2選!
食パンなどの絵本が食育にいい理由は、おおまかにわけて2つあります。
○食べることの楽しさ・身体の健康にいいことなどを学べる
小さい子どもは、食べることの大切さはまだ分からないですよね。
大きくなるにつれて分かるようになってきますが、その前に食べることについて学ぶのにおススメなのが絵本です。
絵本を子どもに読んで聞かせることで、食べることの大切さと楽しさを伝えることができます。
子どもがだんだん成長してくると、次はからだの健康について、栄養をつけることの重要さも知ることができるようになってきます。
バランスよく食べることがいいということを学んだり、好き嫌いをしないようにしよう!と子ども自身が自覚するきっかけにもつながります。
○家族と囲む食事の大切さを伝えるため
1人でご飯を食べるのは寂しいものです。
今の時代は両親が共働きすることが多く、家族みんなでご飯を食べるといったことは難しいかもしれません。
ですが、絵本を読み聞かせることで子どもだけではなく、お父さん・お母さんたちも食事の大切さを思い出す、そんな良いきっかけになることもあります。
食育の絵本には、そういった意味の願いも一緒にこめられているのでしょう。
■食パンやパンを題材にしたおススメ絵本を紹介します!
食パンの絵本をご紹介します。
○「おじいちゃんとパン」作者:たな 出版社:パイ インターナショナル
絵本を開いてまず目を引かれるのは、おいしそうにアレンジされた食パンの数々。
甘いものが好きなおじいしゃんとぼくが、毎日食パンを食べる様子が描かれています。
食パン一面にたっぷり塗られたジャム・つぶあんなどが、絵本を読んでいる子どもや大人の胃袋をくすぐります。
また、おじいちゃんとぼく(ちびすけ)の心安らぐようなやりとりのストーリーが、多くの人たちを惹きつけています。
ちびすけが大きくなって成長していく様子もちゃんと描かれていて、ほっこりすること間違いなし。
ぜひ、お子さんと一緒に読んでみてくださいね。
■食パン以外にもある、色んなパンが登場する絵本
食パン以外のパンに興味がある子どもには、こちらの絵本もおすすめです。
○「パン どうぞ」作者:彦坂 有紀 出版社:講談社
パンをひとつひとつ丁寧に木版画で描き上げている絵本です。
その日の気候によって絵も変化するという、味わい深いものになっています。
ひとこと添えられた言葉と、ひとくちパクッとかじられたパンの絵がとてもリアル。
見ているとなんだかパンが食べたくなってくる、不思議な絵本です。
○「このパン なにパン?」作者:ふじもと のりこ 出版社:鈴木出版
「このパン なにパン?」という問いかけが楽しい絵本です。
子どもが何のパンだろう、と考える力が身につくような仕掛けになっています。
パンの絵はまるでそこにあるかのように立体的に描かれています。
絵本なのにパンのつや感は本物そっくり。
パンの中身がみえるように半分に割られた絵が食欲をそそります。
■まとめ
食パンなど食べ物が描かれている絵本は食育にはもちろん良いですし、それだけでなく、親子の絆を深めることもできます。
ぜひ、お子さんと一緒に、たくさんの絵本を読んでみてくださいね。