【食パンに含まれるアレルギー】詳しく紹介します
朝ご飯には食パンをトーストしたものを食べたり、食パンを使ってサンドイッチを作ったりと、食パンは日本でも定番の食事となりました。
しかし食パンを食べる時に気を付けなければならないことがあります。
それはアレルギーです。
食物アレルギーを持つ人は昔に比べるとどんどん増加しています。
子供にも多いので十分な注意が必要です。
ここでは食パンのアレルギーについて紹介します。
■注意!食パンにはアレルギー物質が含まれています!
食パンに含まれるアレルギー物質にグルテンというものがあります。
これは小麦などから作られるたんぱく質の事です。
パンのもっちりした食感はこのグルテンによるものですが、多くのパンには小麦が使われているので、アレルギーのある方はグルテンに要注意です。
小麦だけではなく、大麦・ライ麦にも含まれるのでライ麦食パンなども避けるべきでしょう。
その他のアレルギー物質には卵や乳製品などがあります。
パンによく使われるマヨネーズですが、卵はマヨネーズにも含まれています。
表示によっては“卵”ではなく“マヨネーズ”とだけ表示してあるので注意してください。
■食パンを食べるとどうしてアレルギーが出てしまうの?
アレルギー症状というのは、人間が本来持っている免疫力が、間違って働いてしまったために起こる症状です。
人間の体は誰でも免疫反応と言って、体に害を与えるものを排除しようとする働きをします。
アレルギー反応とは、害を与えないはずの食べ物にも間違って反応してしまうことなのです。
ある物質が体内に入りアレルギーに反応すると、IgE抗体という物質が体の中で作られます。
そして次に、その物質が体内に入った時に、その物質がIgE抗体と結びつくことでアレルギー症状が出るのです。
食パンにもアレルギーとなる物質「アレルゲン」が含まれているため、アレルギーを起こしてしまう人がいるのです。
○そもそもアレルギーとはどんな症状?
花粉症やアレルギー性鼻炎では鼻水やくしゃみなどのアレルギー症状が多いです。
しかし、食物アレルギーの場合は、かゆみが出たり蕁麻疹が出たりと皮膚に症状が現れることが多くなっています。
また、ひどいものには意識障害や神経障害などが起こる場合もあるので、自分やお子さんのアレルギー物質を正しく理解して十分注意することが必要です。
■まとめ
アレルギー症状は体にとってとてもつらいものです。
身近な食パンにもアレルギー物質となるものは含まれているので、自分が反応するアレルギー物質が含まれていないかどうか、注意してください。
特に小さなお子さんは消化器官がまだしっかりと発達していないため、アレルギー症状には、注意が必要です。
最近では米粉パンや卵や牛乳を使わないパンも販売されています。
アレルギーを正しく理解して食パンを選んでみてください。