高級パンってカビが生えやすい?カビが生える原因と予防方法も解説!
「おいしいパンが食べたい」という思いで買った高級パンに、カビが生えてしまった・・・なんて状況はなんとしても避けたいですよね。
そこで今回は、高級食パンにカビが生える原因と、その予防方法をお伝えします。
■高級食パンはカビが生えやすいの?
高級パンだからカビが生えやすい、というわけではありません。
しかしパンに含まれる水分と原料は、カビにとって最高の栄養分です。放置しているとそこからカビが一気に増えていき、食パンを食べられないものに変化させてしまうのです。
〇高級パンにカビが生える理由は?
カビが好む場所というのは、主に温度と湿度が関係しています。カビというのは普段目に見えないですが、実はどこにでも存在しているのです。
カビは小さな胞子でこの空気中にフワフワと漂っています。その胞子が高級パンに付着することで、やがて青や黒といった目に見える形で大きなカビに成長します。中には白カビといって見えにくいものもあります。
夏になるとよくカビが生えやすいと言われているのは、冬に比べて温度と湿度が高くなるからです。
■高級パンをカビから防ぐ3つの方法
高級パンに限らず、どんな食品でもやはり早めに食べてしまうのが一番いい方法です。しかしそうは言っても、たくさんの量だとすぐに食べきるのは難しいですよね。
ここからはカビを未然に防ぐ方法をお伝えします。
○高温多湿と直射日光を避け、食べきれないときは冷凍保存を
食品の裏や下の方によく書かれている注意点ですが、やはりこれを守ることがカビの発生を防ぐことにつながります。
おススメは冷凍庫に保存することです。冷凍庫に入れるとカビの発生を遅らせることができます。
皆さんが選んでしまう保存先として、冷蔵庫を挙げられる人が多いように思います。確かに冷蔵庫に入れれば水分が蒸発されるので、カビには、なりにくくなります。
しかし、冷蔵庫に入れてしまうと、パンの風味が落ち食感もパサパサになってしまいます。そのため、冷蔵庫での保存はやめておいた方がいいでしょう。
○保存袋に入れるときは、完全密封しない
「じゃあカビが入ってこないようにすればいいんじゃない?」といって、保存する際に完全密封してしまうのも良くありません。
完全密封してしまうことで中により一層湿気がこもってしまい、余計にカビを発生させてしまう状況をつくってしまうからです。
通気をよくする、といった意味で高級食パンは完全密封しないようにしましょう。
○ウイスキーを一緒に入れて保存する
これにはビックリする人が多いと思われますが、60日間もパンにカビが生えることなくキレイなままで保存できたという実験動画があります。
これはなぜかというと、ウイスキーの度数が高いためです。ウイスキーがもつアルコールが食パンを覆っているので、カビを発生しないようにしてくれているのです。
食パンをタッパーに入れておきたい時は、もう1つ別の容器にウイスキーを15ccほど入れ、一緒に保存しておきましょう。
■まとめ
カビから高級食パンを守ることとしていくつか方法を挙げてみましたが、特に湿度と温度には気を付けましょう。
しかし、やはり高級食パンはモチモチのおいしい内に食べるのがいいと思います。
忠みの高級食パンも、なるべく早く召し上がってくださいね。食べきれないときは冷凍保存がおススメですよ。