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【食パンの耳】はなぜミミと呼ばれているの?その由来を解説

【食パンの耳】は、「ミミ」という人が多いですが、正式名称では「外皮(がいひ)」または「外相(がいそう)」と言います。いかにも硬そうなイメージですし、なんだかおいしくなさそうですよね。

でも、なぜ正式名称である外皮や外相とは呼ばずに、【食パンの耳】は「ミミ」と呼ばれているのでしょうか。

今回は、食パンの耳が「ミミ」と呼ばれている由来・理由について解説します。

■【食パンの耳】と呼ばれるようになった由来

突然ですが、人の耳は顔の端についていますよね。では、食パンの耳はどこについていますか?

そうです。食パンの耳も顔にある耳と同じように、端についています。

実は日本人は「顔の端にある耳」と「食パンの端」をうまく結びつけて、それを【食パンの耳】と呼ぶようにしたのです。

〇【食パンの耳】を「ミミ」と呼ぶ理由

もともと日本では「物の位置が似ているから」といった理由で言葉をおもしろく表現することがあり、今回の【食パンの耳】に対しても同じような意味合いで「ミミ」と表現したようです。

例えば【食パンの耳】とは別に、「耳を揃えて返す」や「書類の耳は揃えなさい」といった言葉がありますよね。

聞き慣れている言葉ですがこれも同様に、顔にある「耳」と物の「端」を結びつけてこのような形になっているのです。

「顔の端っこにある耳」と「食パンの端っこ」の位置が似ているから付けたなんて、なんとも単純で、しかしうまい言い方をするのが日本独自のユニークな発想といえますよね。

〇もう1つ【食パンの耳】を「ミミ」と呼ぶ理由があった!

もう1つ、食パンの耳を「ミミ」と呼ぶ理由として、英語が挙げられます。

【食パンの耳】を英語で言うと「heel of bread(ヒール オブ ブレッド)」となり、「heel」の部分は「かかと」という意味と、もう1つ「端」を指すことができます。

「端」を指しているので、日本人が使っている【食パンの耳】の言葉の由来は、ここからきたことも関係あるのではないか、とも言われています。

▲しかし…欧米では【食パンの耳】という言葉はなかった?

日本にパンが伝えられる前、そもそも欧米では【食パンの耳】という発想はなかったそうです。なぜかというと、欧米で作られていたパンは、今の日本にある四角い食パンなどではなく、丸いパンが主だったからです。

つまり、欧米の人たちからみれば、パンは「丸くて固い皮」という認識だったので、日本人のように「耳」に着目していませんでした。ドイツとフランスでも同じく【食パンの耳】とは言わず、「パンの皮」という言い方をします。

そして、欧米の人たちは、私たち日本人が【食パンの耳】と言うと、首をかしげることが多いそうです。

▲パンの耳を切り落とすのは日本だけ?

日本では、サンドイッチなどにするとき、少し口当たりの悪い食パンの耳を切り落として使うなどしますが、食パンの耳だけを切り落とすのは日本だけのようです。

そのため、パンの耳を切り落としている光景を見ると、欧米の人たちはびっくりするのだそうです。

■まとめ

【食パンの耳】という言い方は馴染みある言葉ですが、なぜ「ミミ」っていうの?と疑問に思っていたという方は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、食パンの耳を「ミミ」と呼ぶようになった由来にスポットを当ててみました。

食パンの耳という言い方は、実は日本独自の言い回しで、欧米では【食パンの耳】という言葉は使われていないということもわかりました。文化の違いが感じられて面白いですよね。

日本では、そんな食パンの耳が苦手…なので、切り落として使ったり、残してしまうという人もいますが、高級食パン専門店「忠み」の食パンは、耳までおいしく食べられますよ。

「ミミ」と呼ぶようになった由来などを思い出しながら、ぜひ、耳もおいしく召し上がってくださいね。