「日本のパン」ってどんなパン!?日本のパンの特徴を解説
最近では、朝ごはんにお米よりもパンを食べる人の方が増えてきて、日本人の朝ごはんとしてもパンは主流になっています。
今回は、日本のパンの特徴ついて解説します。
■日本のパンの特徴とは?
パンは日本人の朝ごはんとしてもよく食べられていますが、そもそもパンは、いつ頃から日本で食べられるようになったのでしょうか。
パンは、安土桃山時代にポルトガルの宣教師によって日本に伝えられたのが始まりだと言われています。
1865年には、フランス人によりフランス式のパンやケーキも日本に伝えられました。
そして、日露戦争や第一次世界大戦により、軍用パンの製造が盛んになると、一気にパン業界が拡大しました。
〇日本オリジナルのパンが作られたことでパンが浸透!
パンはもともと海外から入ってきたものですが、日本オリジナルのパンもあります。
例えば、大人にも子供にも人気、男性にも女性にも人気の「あんぱん」などが、日本のオリジナルのパンです。
日本にパンが伝来された当時、お米に親しんでいた日本人の口に、パンはあまり合わなかったようです。そのため、日本人の口に合うパンを作ろうという案が出ました。
そして、明治7年、パンの中心のくぼみに桜の花の塩漬けをあしらい、日本酒の酒種発酵種で発酵させたパンに、小豆あんを包んだ「あんぱん」が作られました。
日本人に馴染みの深い小豆あんを、パンに包んだことで、日本人にもパンが浸透するきっかけとなったようです。
さらに、あんぱんを代表とする菓子パン、惣菜パンは日本独自の発想で開発されたものです。
フランスなどの海外では、パンに何か具材が入っているということに違和感を覚える人も少なくなく、特に、日本人に大人気な焼きそばパンは、パンに麺類が入っているということで海外の方からすると苦手意識が高いそうです。
■日本のパンの特徴を生かした高級食パン
日本のパンは、柔らかいこと、甘いことも特徴です。
高級食パンは、そんな日本人好みのパンの特徴を生かした甘くて柔らかいものが多く発売されています。
■まとめ
パンが日本に来るまでの歴史、そして、日本人に浸透したきっかけ、日本のパンの特徴について紹介しました。
パンが伝わった当時は、口に合うという人が少なかったようですが、今では、日本人の主食の1つにもなっています。
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