パンを健康的に食べるなら…バターとマーガリンのどっちがいい?
こんがりと焼いたトーストに欠かせないものといえば、バターやマーガリンですよね。パンに切れ目を入れてトーストすると、パン生地にバターやマーガリンがしみ込んでとてもおいしくなります。
しかし、バターはカロリーが高いので控えた方が良いかな?と思いますし、マーガリンは健康に良くないという話をよく耳にします。
どちらも、パンをおいしく食べるのに欠かせないものですが、健康を考えるとどちらを使うほうがいいのでしょうか?
■パンに欠かせないバターとマーガリン…健康面でおススメなのはどっち?
バターとマーガリンは、見た目は似ていますが、実は全く別のものです。パンを食べるとき、どちらを使うと健康に良いのか、解説します。
○原料の違い
バターは生乳を原料に作られていて、マーガリンは、植物油脂などの原料を混合して作られています。
○含まれるビタミンの違い
バターには乳脂肪と豊富なビタミンAが含まれています。バターが黄色なのはビタミンAのカロテンの色です。ビタミンAは成長に欠かせない大切な栄養素で、細菌に対する抵抗力を高め、肌や粘膜を健康に保ってくれます。
マーガリンは製造工程でビタミンが加えられています。
〇カロリーの違い
単純にカロリーを比べるとバターの方が高いです。
しかし、マーガリンにはバターには含まれていない、トランス脂肪酸が多く含まれています。トランス脂肪酸を多くとり続けると、コレステロール値に問題が起こり、冠動脈精神疾患のリスクが高まることが分かっています。
このように、バターとマーガリンの違いについてみてみると、パンを食べるときにお勧めなのは「バター」と言えそうです。
そのため、コクや風味だけでなく、健康も考えてマーガリンを一切使わないでパンを作るパン屋さん、ケーキ屋さん、料理店などが多くあります。
パンを食べるときには、それぞれの違いは何かを理解したうえで、マーガリンを選ぶのか、バターを選ぶのかを考えてみましょう。
■まとめ
パンをトーストして食べるときに欠かせないバターやマーガリンについて、配合されているもの、健康面ではどちらがおススメなのか?ということについて解説しました。
カロリーが控えめな方がいいという人はマーガリンがいいかもしれませんが、風味を重視したい、トランス脂肪酸はなるべく避けたいという人はバターが良いでしょう。
忠みの食パンを食べるときにお勧めなのは、断然、風味の良いバターです。健康のためにダイエットをしているという方にも、高級食パン「忠み」パンを食べるときには、ぜひ、バターをおススメしたいです。
アツアツの厚切りトーストに、おいしいバターをたっぷり乗せて召し上がってみてくださいね。