食パンときな粉は赤ちゃんにもおすすめ!離乳食レシピも紹介
食パンときな粉は、離乳食で定番ですよね。しかし、なぜ定番なのかご存じでしょうか。
それは、食べやすいのはもちろんですが、栄養面や赤ちゃんの発達面でうれしい効果があるからです。
今回は、食パンときな粉を使った離乳食のうれしい効果について解説します。また、食パンときな粉を使ったおいしい離乳食レシピも紹介します。
■きな粉と食パンを使った離乳食のうれしい効果とは?
手づかみ食べの離乳食に取り入れやすい、きな粉と食パンのうれしい効果を解説します。
〇きな粉は栄養満点!
きな粉には、赤ちゃんの体をつくるたんぱく質が豊富に含まれています。
たんぱく質は、筋肉や血液などをつくるのに必要な栄養素で、免疫力を高める効果も期待できます。
その他にも、
・細胞の酸化を抑えるビタミンE
・カルシウムの吸収をサポートして歯や骨を丈夫にするビタミンD
・赤血球の形成を助ける葉酸
・心臓、筋肉、神経のはたらきに必要なカリウム
などの栄養素も含まれているので、強い体をつくるためにおすすめの万能食品と言えます。
〇食パンを食べることで手指の発達を促すこともできる!
食パンは柔らかいので、小さな力でも握りやすく、ちぎることもできます。形を変えながら食べることは、あかちゃんにとって、とても楽しいことですし、手指の動きの発達を促すこともできます。
食パンを握ったときの感触や、ちぎったときの形の変化、口に入れたときの食感は、赤ちゃんの好奇心や考える力の育成につながります。
このようなことから、食パンは知育も兼ねて、ぜひ離乳食に取り入れて欲しい食品の1つです。
■離乳食にきな粉や食パンを使うときの注意点!
食パンの材料の小麦は、アレルギー表示義務のある特定原材料7品目の1つで、きな粉の材料の大豆は、特定原材料に準ずる20品目の1つです。
そのため、赤ちゃんの未熟な体ではアレルギー反応が出てしまう可能性がありますから、初めて食べるときは、小さじ1杯程度にとどめて様子をみましょう。
また、アレルギー反応がなくても、きな粉の食べ方には注意が必要です。
きな粉に含まれるカリウムは、食べすぎると高カリウム血症を引き起こす可能性があります。1日1~2回までとし、1食あたり10~15g程度にしておきましょう。
■赤ちゃんに必要な栄養満点のきな粉と食パンを使って離乳食を作ってみませんか?
ふわふわな手触りと食感で、手づかみ食べにおすすめのレシピを紹介します。
〇きな粉パン
材料:食パン……6枚切り1枚
きな粉……適量
Step1:食パンの耳を落とし、1センチ角に切り、平らな皿に並べる
Step2:ポリ袋にきな粉を入れる
Step3:Step1を電子レンジに入れ、600Wで10秒温めたら、Step2のポリ袋に入れる
Step4:ポリ袋を振り、きな粉を食パンにまぶしたら皿に盛りできあがり
きな粉パンをおいしく作るコツは、
・食パンが熱いうちにきな粉をまぶす
・Step4のポリ袋を、よく膨らませて振る
の2つです。
赤ちゃんが一人で食べるときは、大きなかたまりを飲み込まないように大人がそばで見守るようにしましょう。
■まとめ
きな粉は強い体をつくり、食パンは体や脳の発達にうれしい効果が期待できる、離乳食にぴったりな食品です。
アレルギー反応に気をつけて、適量を食べさせてあげましょう。
おししい高級食パンを使うと、さらにおいしい「きな粉パン」が作れます。ぜひ、大阪の食パン専門店「忠み」の高級食パンで、赤ちゃんが大満足する離乳食を作ってあげてみてくださいね。