【山食パン】を英国式の食べ方で食べてみよう!
上部が山のように盛り上がった形のパンを山食パンといいます。日本ではイギリスから伝わったため、イギリスパンとも呼ばれています。
山食パン(イギリスパン)は、本場イギリスではどのように食べられているのでしょうか?
今回は、英国式山食パンの食べ方をご紹介します。
■山食パンの特徴とは?
フタ付きの型で焼く角食パンは、水分が多くもっちりとしていますが、山食パンはフタのない型に入れて焼くので、上部が山型にふくらんでいます。
熱の通りがよく、サックっとした食感や軽さ、大きな気泡が特徴です。角食パンよりあっさりとしていて、小麦の風味が感じられるパンです。
■山食パンの英国式食べ方レシピをご紹介します!
イギリスの方たちは、どのように山食パンを食べているのでしょうか。英国式山食パンの食べ方をご紹介します。
〇トースト
イギリスでは、7ミリくらいの薄いパンをカリカリにトーストして食べるのが一般的のようです。
▲ベイクドビーンズとチーズのトースト
ベイクドビーンズは、トマトソースで味付けした白インゲン豆の料理です。
山食パンのトーストの上に、缶詰のベイクドビーンズ、ポーチドエッグ、チーズなどをのせて、紅茶とともにいただきます。
○オイルサーディンのトースト
イギリスではトーストにサーディンをのせて食べるのが人気です。
トーストにバターを塗って、サーディンと薄切りの玉ねぎをのせ、軽く塩コショウをふります。
バターとマーマレードやマーマイトという塩辛いペーストをトーストに塗って食べるのも、イギリスの朝ごはんの定番となっています。
〇サンドイッチ
アフタヌーンティーで出される英国式のサンドイッチレシピをご紹介します。
▲ゆでたまごとアボカドのサンドイッチ
スライスした山食パンにバター、お好みでマスタードを塗ります。
ゆでたまごとアボカドを細かく切りマヨネーズで和え、パンではさんで、食べやすい大きさに切ります。
▲サーモンとクリームチーズのサンドイッチ
山食パンにクリームチーズを塗り、スモークサーモンを並べてパンではさみ、食べやすい大きさに切ります。
■まとめ
山食パンは、山のような形と軽い食感が特徴です。
山食パンが生まれたイギリスでは、カリッとするまでトーストして、いろいろなものをのせて食べることが多いようです。
また、イギリスでは、サンドイッチはランチの定番です。アフタヌーンティーの時に出される上品な、小さめのサンドイッチも有名ですね。
アフタヌーンティーのサンドイッチは、パンの耳を切り落としてしまいますが、高級食パン「忠み」の食パンでサンドイッチを作った時は、耳もおいしいので切り落とさずにそのまま召し上がってくださいね。